2007年 11月 18日
マダム・シルヴィーの11月の料理教室 |
パリは無期限のストライキ。
始まる寸前に開催された11月13日の教室は、満席で開講いたしました。
ご旅行でいらした方やパリ在住の方、人数が多いせいもあり、やや遅れてのスタート。
まずはデザートから。
シルヴィーお得意のガトーショコラは小麦粉のかわりにアーモンドパウダーを使います。
参加者の方々に味見をしてもらいました。
独特の食感があります。
チョコレートの生地にふんわりと泡立てたメレンゲを加えます。
よーく混ぜ合わせたら型に流し、オーブンに。
あっという間に準備完了。
続いて前菜のニンニクとバジル風味のズッキーニのスープ。
この大量なズッキーニ。
フランス人がよく使う”エコノム”という皮むき器をつかって、手際よく皮をむきます。
バジルと並んでしそにそっくりのハーブが、、、、。
シルヴィーに尋ねたところ、これもバジルの一種類なのだそうです。
偶然マルシェで見かけたとのこと。
大量のニンニクはガーリックプレスで一気につぶします。
ズッキーニは水分が多いので他の野菜よりも少なめと、煮込む前の水加減も大事なポイント。
スープができあがったら、バジルを加えます。
入れて入れて入れたら、
バジルですっかり埋まってしまいました。
さらにフレッシュトマトを加えたら、バーミックスでポタージュに。
そしてメインはシルヴィーのお袋の味、牛肉のローストマスタード風味。
付け合わせはドーフィネ風のジャガイモのグラタン。
《Belle de Fontenay》というジャガイモの品種をつかいました。
この料理に適した煮崩れしない引き締まったタイプです。
グラタンに使うチーズもご主人のピエロさんのお父様の出身地オーベルニュ地方のチーズ”カンタル”をあえて使っています。
牛肉もオーベルニュ地方のAubrac産。
ピエロさんがお肉屋さんに特注したものです。
たっぷりマスタードを塗ったら、ハーブを散らします。
この日はローリエのかわりに、サリエットというプロヴァンス地方でよく見かけるハーブを使いました。
奥はタイム、手前にあるのがサリエットです。
ローリエと香りが似ていますが、やや強め。
「ローリエは庭から採ってきて、乾燥させているのよ。」とシルヴィー。
サロンの一角の花瓶にさりげなくさしてありました。
オーブンに入れて、焼き上がりを待ちます。
いよいよ会食。
パルメザンチーズと紫の葉のバジルを飾りに。
このバジルはちょっとさわやかなアニスの味がしましたが、
ニンニクとバジルの風味がふわっと口にひろがり、とろみ加減もいい感じです。
牛肉も見事なロゼ状態。
ピリッとしたマスタードのソースとよくあいます。
付け合わせのグラタンは表面はこんがりと、中はほっくりとやさしい味。
この日は南仏のワイン、フィトウを選んでくれました。
野生味あるこの日のお料理にもぴったり。
そしてデザートのガトーショコラ。
またしても話に夢中で添えのクレーム・アングレーズをかけすぎましたが、もちろんすべていただきました。
何度食べても飽きない味です。
この日も話しが途切れす、時間オーバーしてしまいましたが、楽しい時を過ごさせていただきました。参加者の皆様、お疲れさまでした。
どなたかお土産をお忘れになった方がいましたので、パリに滞在中でしたらマダムのビストロChez Pierroでお預かりしております。是非お寄りください。
ピエロさんの肩の具合もよくなり、通常通り、月・火の定休日に戻りました。
次回の教室から、いよいよノエルメニューがはじまります。
11月20日(火)です。
あいにくのストライキで来場が困難かと思いますが、参加者の皆様はどうぞお気をつけていらしてください。
続いて11月24日(土)、12月4日(火)、12月11日(火)、どうしても参加したいという方々のご要望にお答えして12月15日(土)も参加者を募集しております。
お問い合わせ、ご予約はenrichirparis@hotmail.comまでどうぞお問い合わせください。
皆様のご参加お待ちしております。(キ)
始まる寸前に開催された11月13日の教室は、満席で開講いたしました。
ご旅行でいらした方やパリ在住の方、人数が多いせいもあり、やや遅れてのスタート。
まずはデザートから。
シルヴィーお得意のガトーショコラは小麦粉のかわりにアーモンドパウダーを使います。
参加者の方々に味見をしてもらいました。
独特の食感があります。
チョコレートの生地にふんわりと泡立てたメレンゲを加えます。
よーく混ぜ合わせたら型に流し、オーブンに。
あっという間に準備完了。
続いて前菜のニンニクとバジル風味のズッキーニのスープ。
この大量なズッキーニ。
フランス人がよく使う”エコノム”という皮むき器をつかって、手際よく皮をむきます。
バジルと並んでしそにそっくりのハーブが、、、、。
シルヴィーに尋ねたところ、これもバジルの一種類なのだそうです。
偶然マルシェで見かけたとのこと。
大量のニンニクはガーリックプレスで一気につぶします。
ズッキーニは水分が多いので他の野菜よりも少なめと、煮込む前の水加減も大事なポイント。
スープができあがったら、バジルを加えます。
入れて入れて入れたら、
バジルですっかり埋まってしまいました。
さらにフレッシュトマトを加えたら、バーミックスでポタージュに。
そしてメインはシルヴィーのお袋の味、牛肉のローストマスタード風味。
付け合わせはドーフィネ風のジャガイモのグラタン。
《Belle de Fontenay》というジャガイモの品種をつかいました。
この料理に適した煮崩れしない引き締まったタイプです。
グラタンに使うチーズもご主人のピエロさんのお父様の出身地オーベルニュ地方のチーズ”カンタル”をあえて使っています。
牛肉もオーベルニュ地方のAubrac産。
ピエロさんがお肉屋さんに特注したものです。
たっぷりマスタードを塗ったら、ハーブを散らします。
この日はローリエのかわりに、サリエットというプロヴァンス地方でよく見かけるハーブを使いました。
奥はタイム、手前にあるのがサリエットです。
ローリエと香りが似ていますが、やや強め。
「ローリエは庭から採ってきて、乾燥させているのよ。」とシルヴィー。
サロンの一角の花瓶にさりげなくさしてありました。
オーブンに入れて、焼き上がりを待ちます。
いよいよ会食。
パルメザンチーズと紫の葉のバジルを飾りに。
このバジルはちょっとさわやかなアニスの味がしましたが、
ニンニクとバジルの風味がふわっと口にひろがり、とろみ加減もいい感じです。
牛肉も見事なロゼ状態。
ピリッとしたマスタードのソースとよくあいます。
付け合わせのグラタンは表面はこんがりと、中はほっくりとやさしい味。
この日は南仏のワイン、フィトウを選んでくれました。
野生味あるこの日のお料理にもぴったり。
そしてデザートのガトーショコラ。
またしても話に夢中で添えのクレーム・アングレーズをかけすぎましたが、もちろんすべていただきました。
何度食べても飽きない味です。
この日も話しが途切れす、時間オーバーしてしまいましたが、楽しい時を過ごさせていただきました。参加者の皆様、お疲れさまでした。
どなたかお土産をお忘れになった方がいましたので、パリに滞在中でしたらマダムのビストロChez Pierroでお預かりしております。是非お寄りください。
ピエロさんの肩の具合もよくなり、通常通り、月・火の定休日に戻りました。
次回の教室から、いよいよノエルメニューがはじまります。
11月20日(火)です。
あいにくのストライキで来場が困難かと思いますが、参加者の皆様はどうぞお気をつけていらしてください。
続いて11月24日(土)、12月4日(火)、12月11日(火)、どうしても参加したいという方々のご要望にお答えして12月15日(土)も参加者を募集しております。
お問い合わせ、ご予約はenrichirparis@hotmail.comまでどうぞお問い合わせください。
皆様のご参加お待ちしております。(キ)
by enrichirparis
| 2007-11-18 09:32
| 教室のレポート